4.マガジンの本格清掃(清掃編)
マガジンの分解が出来たら、細かなパーツはシリコンスプレーを吹いた上で、汚れと油分をティッシュで拭き取ります。
マガジンケース内部のしつこい汚れは、脱脂洗浄剤(パーツクリーナー)を吹いた後に、ティッシュを先端に巻いた精密ドライバーでゴシゴシこすりましょう。柔らかな綿棒では取れなかった汚れも、この方法なら確実です。もしこれでも取れない汚れは、メラミンスポンジが有効です。
汚れを落とした後は、シリコンスプレーを吹いて潤滑性を与え、最後に余分な油分をティッシュで拭き取れば完了です。 |
5.マガジンケースの凹凸研磨
マガジンを分解したついでに、マガジンが原因で発生する他の給弾不良とその対策についても説明しておきましょう。
まず簡単で分かりやすいのが、マガジンケース内の凹凸(段差)。上写真の←にある線状の凹凸が、BB弾の流れを阻害し給弾不良を発生させる原因となります。
この凹凸をヤスリで削って平らにすれば、BB弾の流れはスムーズになります。
凹凸はどの機種のノーマルマガジンにも存在するので、もし新しい電ハン(マガジン)を購入して給弾不良が発生した場合は、この段差を疑うとよいでしょう。 |
6.BBストッパーの研磨
次は、BBストッパー。BB弾を保持する部分(上写真↑印)が荒れている場合、BB弾が引っかかって流れが悪くなるので、表面を紙ヤスリで磨いて滑らかにしましょう。
あとストッパー同士の間隔(⇔印)が狭いと、BB弾の保持が強すぎて、給弾不良の原因となります。もしグリップ下からマガジンを押すと正常に弾が出る場合は、このストッパーの間隔が狭いのが原因です。
この場合はBB弾を保持する部分(↑印)の両側をヤスリで削って、ストッパーとストッパーの隙間を広げることで給弾不良を解消することが可能です。 |