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電動ハンドガンのノズルカムに金属リングを追加する給弾不良対策 電動ハンドガン(G18C)のノズルカムの突起 電動ハンドガンのセクターギアにシャフトを追加する給弾不良対策
13.磨耗パーツの交換と金属パイプ
 セクターギア・ノズルバー・ノズルカム・ノズルは、磨耗箇所があれば新しいパーツと交換してください。磨耗したまま使用すると新たなトラブルを招くので、早めの交換が銃の寿命を延ばすことにつながります。
 ノズルカムの磨耗には、カムに金属パイプを被せることでノズルの後退量を増やし、給弾を確実にする対策が可能です。
 ただし入れるパイプが大きすぎると、発射時にノズルとHOPパッキンに隙間が出来て(空気が漏れて)初速が下がるので、パイプは大きすぎないサイズ(厚みが0.3mmもしくは0.5mm)を選ぶようしてください。
14.G18Cのカムと金属パイプ
 金属パイプの厚みは、カムに遊び(磨耗)がない場合は0.3mm、あきらかに遊びがある場合は0.5mmを使って下さい。
 なおG18Cでは、カム後部に突起が追加されており、そのままではパイプを被せることが出来ません。このためG18Cのみ、カムに金属パイプを被せる際は、この突起が磨耗してからにしてください。
 なお他の電動ハンドガンにこの突起は確認されていませんが、もしかすると今後の改修で突起が増設されるかもしれない点にご注意ください(G18Cも当初は突起がなく、後から改修で追加されました)。
15.セクターギアの磨耗対処法
 セクターギアは、ノズルバーを押し上げる突起が磨耗すると給弾不良を起こします。この磨耗した突起を新しく入れ替えることで、症状を改善する対策も可能です。
 具体的には、磨耗した突起をすべて削り取り、その跡に2mmの穴を開けて鉄のシャフトを差し込みます。これで突起が新しくなり、給弾不良は改善します。
 ただしこの突起が磨耗する頃には、スパーギアとかみ合う歯車部分も磨耗が進んでいると思われます。もし歯の部分まで磨耗が進んでいる場合は、素直にセクターギア自体を新品と交換してください。
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