10.多弾装マガジンの清掃
100連マガジンは完全分解することが出来ませんが、給弾口は分解出来るので、内部を清掃する際はここからエアダスターを使って内部の砂埃を払ってください。
シリコンオイルで潤滑性を持たせたい場合は、取り出したスプリングの先にティッシュを巻き、このティッシュにオイルを含ませてマガジン内に塗ります。
スプリングをマガジン内で上下させれば、汚れ落しとオイルの塗布が同時に出来ます。ティッシュが外れないよう、ティッシュはスプリングに巻き付け、シリコンオイルは軽く湿らす程度に吹いてください。 |
11.銃本体の清掃
マガジンの汚れだけでなく、銃本体が汚れていても給弾不良の原因となります。銃を長く整備(清掃)していない場合は、銃本体も分解して綺麗にしましょう。
基本的には「バレル清掃」と「洗浄・グリスアップ」を参考に、バレル・HOPパッキン・チャンバー・ノズル周りを重点的に清掃し、もしパッキンやOリングが磨耗したり切れ掛かっていれば新品と交換しましょう。
マガジンも銃本体も、本来は常に整備して綺麗にしておくものなので、給弾不良が発生する・しないにかかわらず、普段から整備・清掃を心掛けてください。 |
12.磨耗パーツのチェック
マガジンの製造過程で付く汚れや、BBストッパーの荒れ・ケース内部の段差などは、購入直後から給弾不良の原因となります。このため早い段階で給弾不良が発生した場合は、これらを調べると良いでしょう。
逆にある程度使用してから発生する給弾不良の原因に、パーツの磨耗があります。給弾に関係するパーツは、セクターギア・ノズルバー・ノズルカム・ノズルの四種類ですが、これらのパーツは元々が小さいため、ちょっとした磨耗でも給弾不良の原因となります。使い込んだ銃で給弾不良が発生した場合、これらのパーツを調べましょう。 |