7.炭化したら削って落とす
スイッチの摩耗・炭化も初期は欠ける程度で済みますが、症状が進むと摩耗した金属端子の表面が炭化して、黒くコゲます。
炭化した部分は電気の流れが悪くなり、通電箇所が偏ることで摩耗・炭化がさらに加速されるため、炭化した部分が出来たら早めにヤスリで削り落としましょう。
削るには、100均の精密ヤスリか800〜
1000番くらいの紙ヤスリで表面を軽く擦るだけで削れます(削りすぎに注意)。 |
8.スイッチの摩耗が進むと
炭化した部分を削り落としても、摩耗した部分は減ったまま元には戻りません。この先も摩耗や炭化が進行すると、いずれ摩耗しすぎて端子同士が接触できず、電気も通じなくなってしまいます。
ここまで摩耗が進むと、素直に端子を新しく取り替えるしか方法はありません。
ただ、安価なスイッチ端子も交換が度重なると、高額になります。そこで安価に対処する方法を説明しましょう。 |
9.裏返しによる使いまわし
スイッチが摩耗した場合、通常は新しく取り替えるしかありません。ただし電動ハンドガンに限り、裏技が存在します。それは、スイッチを裏返して使う方法です。
電動ハンドガンのスイッチレバーは、金属端子が四角柱で出来ているため、前面が摩耗したら裏返すことで、無傷な裏面を使用することが出来るようになります。
電動ハンドガンのスイッチレバーでのみ出来る裏技なので、摩耗したらお試しを。 |
