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電拳 FETによるスイッチ焼損防止 電拳 SBD・FET・接点グリスによる焼損防止 電拳 焼損によるスイッチ磨耗
4.FETによる摩耗・炭化予防対策
 接点グリスとSBDを併用すれば、スイッチ寿命を倍以上に延ばすことが出来ますが、より高い予防対策を求める人にお勧めなのが、FETの搭載です。
 FETはスイッチの代わりにOn/Offを行う電子部品で、これにより元のスイッチは摩耗・炭化から開放されます。
 詳しい取り付け方法は、こちらで紹介しています。電ハンでの紹介ですが、コン電でも同じ要領で取り付けが可能です。
5.それぞれの注意点
 接点グリスは安価に行える「基本対策」ですが、予防効果はあまり高くなく、定期的な塗り直しも必要です。
 SBDは取り付けにハンダが必要ですが、高い効果を長く発揮するのでお勧めです。
 FETはSBDより予防効果が高いですが、高価なうえ熱暴走の危険もあるため、万人にお勧めできません。SBDで摩耗・炭化を防ぐことが出来ない(セミオートを多用する)場合に、FET搭載を考えましょう。
6.もし摩耗が進んでしまったら
 ここからは摩耗・炭化したスイッチへの対処法について説明します。
 まず摩耗・炭化の初期段階では、スイッチ端子が摩耗して欠けてきますが、すこしくらいなら作動に影響はありません。
 上写真ではメッキ下の銅が見えていますが、一年でこの程度の摩耗なら接点グリスだけで十分です。もし一回のゲーム参加でこれだけ削れたら、SBD・FETを付ける方がよいでしょう。
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