19.皮膜の厚みと銅線の数が重要
配線の数を減らせば、チューブに入れやすくなるうえ、折り曲げ箇所が膨らんでフレームと擦れる不具合も解消できます。
ともあれ、チューブに入れ終わったら、あとは熱を加えて収縮させれば自作配線の完成です。通常はドライヤーで収縮させますが、熱量が足りないときは台所のコンロやライターを使いましょう。ただし熱しすぎて、チューブを溶かさないように注意。
配線が完成したら、銃に取り付けです。 |
20.配線はイーグルの銀18G
自作にはイーグル模型のシリコン銀コード・18Gがお勧めです。他社の配線は心線が少なかったり、銀ではなく錫のメッキだったりメッキ自体なかったりするので。
また細い18Gを2本束ねるより、同社の太い配線(16G)を1本入れた方が作業は楽に思えますが、16Gはお勧めできません。
同社の16Gは心線が252本しか入ってないため、16G1本(252本)より18G2束(770本)の方が高性能になるからです。 |
21.テフロンコードの優秀性
自作に使ったテフロンチューブに関しても、他のチューブはお勧めできません。
他にも安いチューブ(価格が1/10)がありますが、こうしたチューブは外皮が分厚くて内に770本の心線を入れることが出来ません(入れると外径が太くなり使えない)。
もしくは外皮が薄くてすぐに破れ、漏電・ショートの危険性があるためです。
高性能配線を目指すなら、外皮が薄くて丈夫なテフロンチューブを使いましょう。 |