19.チャンバーとマガジンキャッチ
給弾不良は、多くがマガジンや給弾パーツの磨耗・汚れ・劣化に起因します。ただし稀に、マガジンキャッチの爪(又はマガジン側の爪が掛かる窪み)が磨耗してマガジンの保持位置が下がり、その結果BBストッパーの開きが狭くなることがあります。
またはチャンバーのBBストッパーを押す突起が磨耗して、同じ症状になることも。
磨耗に限らず、製造上の不具合(成型不良)でも同様の給弾不良が起こる可能性があるので、チャンバー・マガジンキャッチ・マガジン窪みのチェックも(可能性は低いですが)頭の片隅に入れておきましょう。 |
20.BB弾を替えてみる
マガジンにも銃本体にも異常がないのに、どうしても給弾不良が発生してしまう。そんなときは、BB弾を疑いましょう。
BB弾はメーカー(種類・グレード)によって大きさや表面処理・真球度が異なりますし、同じBB弾でもロット(製造年月日)によって品質が変わります。このためBB弾のメーカー・種類を変更するだけで、あっさり給弾不良が直ることもあります。
フルサイズ電動ガンでは給弾不良を起こさないBB弾でも、電動ハンドガンでは給弾不良を起こすこともあるので、BB弾が原因となる可能性も覚えておいてください。 |
21.原因の切り分け(特定)方法
給弾不良が発生したら、まず原因箇所を見つけ出すことが解決の糸口となります。
まずは特定のマガジンで発生するのか、それともどのマガジンでも発生するのかを調べましょう。特定のマガジンで発生すれば、それだけで原因が絞れます。
逆にどのマガジンでも発生するなら、マガジンを下から押し込むと直る? BB弾を替えると直る? 清掃すると直る? 段差や荒れはない? など、判断しやすい原因から探ってみましょう。
それでも原因がわからない場合は、各パーツの磨耗や変形を調べましょう。 |